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IgA腎症は日本人に最も多い腎炎です。
IgAとは免疫グロブリンの一つで、気道などから体内へ侵入しようとする菌を排除する
ための抗体です。それが腎臓の糸球体に付着して炎症(腎炎)を引き起こしてしまう
病気がIgA腎症です(一種の自己免疫病)。
血尿や蛋白尿が表れますが、自覚症状はほとんどなく、多くは尿検査を受けないと発見
されません。
20才以下から60才くらいの人までほぼ同じ頻度で発症し、腎生検で診断されます。
IgA腎症のうち30−40%が腎機能を低下させ腎不全へと進行します。
早期に治療すれば完治が期待できるので、健康診断で検尿を受け、異常(血尿や蛋白尿)が見つかったら放置しないことが重要です。 |
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